ついに支援最終日! Alarm BRICK第2試作機の外観を写真で紹介!

もう支援受付も最終日となってしまいましたが、Alarm BRICKの試作2号機がCerevoオフィスに到着したので画像でたっぷりとご紹介します。

これが試作第2号機。以前にも紹介したとおり、本体上部の角がわずかながら変更になりました。なお、LEDのツブツブ感が見えてしまっているが、これは「ディフレクター」と呼ばれる光拡散板の新型筺体向け試作が間に合わなかったためで、製品版では旧試作機と同様均一な光りかたになります。

内側から見たところ。微細穴がわかりやすいように向こう側には赤い紙を置いてあります。微細穴加工の業者を見直し、第1号機ではドリルで空けていた微細穴を今回はレーザーで行ないました。

旧試作機に比べると、穴が大幅に目立たなくなっているのがおわかりでしょうか。LEDが点灯していない状態では穴が空いているのがほとんどわからないようになりました。電源をオンにすると2400個の微細穴を通じて時刻が浮かび上がります。

筐体の構造はこんな感じ。背面と底面部分が別になっており、中に基板などを組み込んで一体化します。

前からもう1枚。筐体はすべてアルミの削り出しだけで実現しています。

ついに支援最終日となってしまいましたが、ネット連携することでいままでにない使い方が可能になる新しい形の目覚まし「Alarm BRICK」、ご興味ある方はぜひご支援くださいませ。

「Alarm BRICK」プロモーションムービー撮影の裏側を大公開!

ネット連携するいままでにない目覚まし時計「Alarm BRICK」、プロジェクトページで公開しているプロモーションムービーはもうご覧いただきましたでしょうか。

外観を中心とした製品の紹介と開発者インタビューという2部構成のこのムービー、実はCerevoオフィス内ですべて撮影しています。くるくる周るAlarm BRICK本体やインタビューの模様など、一見わからないながらも実は裏でさまざまな工夫をしながら撮影している様子を、今回は少しですがご紹介。製品やインタビューを撮影する際のちょっとしたコツとしてお楽しみください。

ネット連携目覚まし「Alarm BRICK」第2弾試作機を中国工場で製作中!

ネット連携するいままでにない目覚まし時計の「Alarm BRICK」。現在も目標達成に向けて支援受付中ですが、実はさらなるブラッシュアップを目指して筐体デザインの微修正なども随時行なっています。先日、実際に中国の工場を訪問して第2弾試作機を製造してもらいましたので、その様子をご紹介。

これが中国の工場で作っている第2弾試作機の筐体。まだ表面の処理などは行なっていない削りだしたばかりの状態ですが、形状の確認はこの段階で行ないます。

別の角度から見たところ。まだ微細穴もあけておらず表面処理もしていませんが、第1弾試作機と比べて違いがわかるでしょうか。

第1弾試作機の外観と比べると、細かいところですが角の丸みの部分がほんのわずかながら異なっているのが違い。デザインは第2弾試作機の外観を採用する予定です。

こうしたアルミの筐体を実際に削りだしているのがこのCNCという機械。アルミニウムの固まりがCNCを通すことによってガジェットの筐体に生まれ変わるのです。

こちらはCNCが動作しているところ。アルミニウムを冷却し、潤滑用の液体をかけながらドリルのような刃物で削っていきます。

7月末には表面処理を終えた第2弾試作機が中国から送られてきますので、その際はこのブログでご紹介させていただきますね。

この工場では英語ができるマーケティング担当者の女性がいらっしゃるので、Cerevoからの要求を英語でとりまとめ、現地のエンジニアと調整してAlarm BRICKの美しいアルミ削り出し筐体を仕上げていってくれます。彼女と毎日のようにチャットやメールでやりとりすることで、日本にいながらにしてこうした筐体の製造を実現できているのです。

量産機生産に向けて細かなブラッシュアップを続けているAlarm BRICK、興味をお持ちいただいた方はぜひご支援いただけますようお願いいたします。

「止まらない、目覚まし」Alarm BRICKのAPIを利用した恐るべき目覚まし機能のデモを大紹介

現在Cerevo DASHにてプロジェクト展開中の今までにない目覚まし時計「Alarm BRICK」。おかげさまで現在70万を超える支援をいただいております。

標準でもソーシャルメディアからのメッセージによってアラームを鳴らす機能、Google カレンダーに連動してアラームを鳴らす機能などさまざまな機能を搭載していますが、開発者向けに用意しているAPIを利用することで、さらなる機能を自らの手で作り出すこともできます。今回はそんなAPIの活用事例として、社内のデモ用として開発している目覚ましアプリをご紹介。

目覚ましをかけたけど二度寝、三度寝してしまってつい寝坊した、そんな経験は人生だれしもあるかもしれません。そうした寝坊対策として目覚まし時計はスヌーズ機能、振動で起こす機能、いくつものボタンから正解を押さなければアラームを止められないなど、さまざまな機能が搭載されてきました。

しかし今回Alarm BRICK の開発者向けAPIのデモとして実装した目覚まし機能は、さらなる寝坊対策として位置情報を活用。自分のスマートフォンを持ってAlarm BRICKから一定の距離まで離れない限りアラームが止まらない、強烈な寝坊対策システムを導入しました。具体的には「HTML5のGeolocation APIで現在位置の変化を検知し、指定範囲から出たらHTTP APIを経由してAlarm BRICKを停止」する仕組みです(by 開発者)。

以下がその画面デモ。円の中心にあるマークはスマートフォンの位置を示します。まずは自宅でアラームが鳴り響き、アラームの鳴動が続く有効範囲が地図に表示されます。

目覚ましを止めるために早く着替えて急いで家を出る!

まだだ! まだ止まらんよ!

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ついにエリアから脱出! 右上の表示の通り、自動でアラームがストップします。

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家族のいるシチュエーションではなかなかつかいにくい強烈な目覚まし機能ですが、APIを活用すれば標準搭載した機能以外にもこんな機能を作り出すこともできます。普通に使っても開発しても楽しいAlarm BRICK、興味をお持ちいただいた方はぜひご支援いただけますようお願いいたします。

いままでにないネット連携目覚まし「Alarm BRICK」、開発中の仕様を徹底紹介!

Cerevoとしては第2弾のリリースとなるCerevo DASHプロジェクト「Alarm BRICK」は、おかげさまで公開から1週間経たずに目標額の37%を達成することができました。この場を借りてご支援いただいた方々に御礼申し上げます。

ネット連携することで今までにない使い方が可能になる目覚まし時計「Alarm BRICK」、プロジェクトページではその概要をお伝えしておりますが、本ブログでは現在開発中の仕様を元にその詳細をご紹介いたします。

■Google カレンダー連携

Alarm BRICKの要となる機能がこのGoogle カレンダー連携。普段家でお使いの目覚まし時計は、いつも同じ時間にセットしておき、いつもより早く起きたいとき、またはゆっくり寝ていたいときはその都度手動で設定を変更している、そんな使い方をしている人が大半かもしれません。

毎日変わらない時間に起きるのであればさほど手間はかかりませんが、仕事上直行が多く、毎朝の出勤時間がこまめに変わる人は目覚ましを毎日変更するのは地味に面倒なもの。その点このAlarm BRICKであれば、次の日のスケジュールが決まった時点でGoogle カレンダーに登録しておくだけで目覚ましの設定が完了。飲み会の後に目覚ましの設定を変えるのを忘れていて寝坊した……、なんて心配もAlarm BRICKなら不要です。

開発中の仕様では、Google カレンダーでAlarm BRICK専用のカレンダーを作成しておき、そのカレンダーに登録したスケジュールでAlarm BRICKのアラームが鳴る仕組みになっています。「わざわざ別のカレンダーを作りたくない」という要望があれば、自分のカレンダーに「wakeup」など指定したキーワードが入っているスケジュールのみアラームを鳴らす、あらかじめ設定しておいた「スケジュールより○○時間先に起きる」という設定に基づいてアラームを鳴らすという使い方も可能。まだまだ仕様は調整中ですので、ご要望がありましたらぜひブログのコメント欄などでお寄せください。

■ソーシャルメディア連携

TwitterやFacebookと連携し、友達から受け取ったメッセージを元にアラームを鳴らすこともできます。いつもみんなの集まりに寝坊して遅刻する友達には、仲間全員からプレゼントしたくてたまらない機能かもしれません。

とはいえ、TwitterやFacebookでメッセージを受け取るたびにアラームが鳴っていたのでは夜もおちおち寝られません。Alarm BRICKでは、指定したキーワードを受け取ったときだけアラームを鳴らすことができるので、起こして欲しい友達にキーワードを伝えておけば、余計なメッセージで目を覚ますこともなくなります。

もしくは「起きて!」というキーワードを設定しておき、Twitterで「この時間に発言がなかったら『起きて!』って送って!」と頼む知人頼みの目覚ましも可能。Twitter上で「起きて!」とツイートする光景はしばしば目にしますが、Alarm BRICKなら本当にアラームを鳴らして相手の目を覚まさせるということもできてしまいます。

■目覚ましの音は自由に変更可能

初期設定ではアラームやソーシャルメディアからの通知を受けたときなどいくつかの音源を用意していますが、アラームの音を好きな音に変更することもできます。Dropboxなどのオンラインストレージにアップロードしておき、そのファイルのURLを設定すれば、自分だけの音で目覚めることが可能。わざわざ本体にファイルを保存する必要もないので手軽。「そろそろいつもの目覚まし音になれてきたから違う音に」という使い方ももちろん可能です。

ただし、利用できる音源ファイルについては著作権侵害とならないよう、自分で権限をお持ちの楽曲や、フリー素材の音源などをご利用ください。

■APIで自由に開発

開発者の方に魅力的なのがこの機能。インターネット連携目覚ましとしても十二分に力を発揮するAlarm BRICKですが、APIを利用することでさらに別の価値を引き出すこともできます。

Facebookの「いいね!」数に連携してアラームを鳴らしたり、彼女のFacebookアカウントを設定しておいて、彼女からのメッセージが来たときだけアラームでお知らせするという使い方はもちろん、センサーと組み合わせて温度が上がったら音を鳴らす、サーバーの負荷が上がったらアラームを鳴らすといったより技術的な使い方も可能。音声合成プログラムと連携すれば、アラームではなくニュースや話題のトピックを音声で読み上げる、ということも開発次第では可能になります。

いままでにない使い方が可能な夢いっぱいの目覚まし時計「Alarm BRICK」、ご興味お持ちいただけた方はぜひご支援ください。残念ながら目標額に達しなかった場合は支援全額をお返しする「All-or-Nothing」方式のため、支援したのに製品が手元に届かない、ということもありませんので、みなさまの支援お待ちしております。

※決済は提携先のCampfireを利用します。また、支援の際にはPayPalのアカウントが必要になります。