巻き尺内蔵iPhoneケース「iConvex」、量産に向けて着々と準備中!

投稿プロジェクトも第2弾、第3弾と開始し、自社プロジェクトも第2弾公開に向けて着々と準備が進んでいるCerevo DASHですが、第1弾プロジェクトでもあるiConvexについても進捗をご報告させていただきます。

おかげさまで目標金額を達成したiConvexは、量産に向けた工場の選定がほぼ終了。あわせて量産に適した設計にするために、iConvexの機構設計を一部修正していました。

機構的に大幅な変更はありませんが、アルミ独特のずっしり感を損なわない範囲でできるだけ軽量化を実現できるよう設計を見直し。以下がその比較画像で、右が旧設計、左が新設計です。一見すると違いがほとんどわかりませんが、細かな修正によってできるかぎりの軽量化を図っています。

この後は新しく作成した設計データによりもう一度サンプルを制作、そのクオリティを確認しながらデータを微修正していくという流れ。これを数回繰り返してクオリティを高めていきながら、いよいよ量産に移るという流れになります。

新しいサンプルができあがりましたらまたこのブログでご紹介させていただきますのでお楽しみに!

Cerevo DASH投稿プロジェクト第3弾は垂直走行も可能なくるま型ロボットキット「うおーるぼっと」

自社開発予定のプロジェクト「Alarm BRICK」に引き続き、今回は新たに掲載を開始した投稿プロジェクト第3弾「うおーるぼっと」をご紹介します。

うおーるぼっとは、「mbed」というマイコンボード用に設計されたロボットキット。簡単なプログラムを組んで思い通りに操作するのはもちろん、支援メニューによってはBluetoothで操縦できるラジコンカーとしてそのまま楽しむこともできます。

白と黒を検知するセンサーを内蔵しており、黒い線でルートを作成してその通りに走らせるライントレーサーも可能なほか、背面の磁石を使えば冷蔵庫やホワイトボードなどを垂直に走行することも可能。アイディア次第でいろいろな楽しみ方が可能です。

うおーるぼっとが実際に走る模様はこちらの動画をご参照ください。

標準機能に加えて拡張機能「バンパー」を取り付けることで、LEDやカメラを搭載することも可能。回路図などもすべてオープンソースとして公開されるため、mbedを使ったカスタマイズや、センサとモーターによる制御の勉強にも利用できます。興味のある方は支援メニューを確認の上でぜひご支援ください。

壁走り可!汎用ロボットキット「うおーるぼっと」

インターネット連携めざまし時計「Alarm BRICK」 のプロトタイプを先行公開 ~Cerevo DASHでの自社プロジェクト第2弾~

みなさまの支援のおかげで無事にプロジェクトの目標金額を達成できた「iConvex」。こちらは支援者へお送りする製品の生産に向けて着々と準備を進めておりますが、iConvexに続く第2弾、第3弾のCerevoプロジェクトも現在準備中。すでに写真で一部ご紹介はしておりますが、今回は第2弾として予定している製品をプロジェクトリリース前にご紹介させていただきます。

以前に写真で紹介させていただいた製品画像はこちら。隣の有名薄型ノートPCに目が行く方も多かったようですが、主役は右側にあるシルバーの筐体。

一見するとただの金属に見えますが、近くで見てみるとこんな微細穴があいていて……。


こんな感じで何もないアルミニウムの面に時刻が浮かび上がります。

というわけで、CerevoによるCerevo DASHプロジェクト第2弾として、オンライン予定表やソーシャルメディアと連携して動く目覚まし時計「Alarm BRICK(アラームブリック)」を開発中です。※BRICKとはレンガのこと

我々はネット連携する家電が売り物、勿論そんな我々が手がける目覚まし時計ですからぎっちりとインターネット連携機能が詰まっています。一番の売りはGoogleカレンダーやスマートフォンのカレンダーとの連携機能を備えていること。

カレンダーで指定した時刻にアラームが鳴るというわけです。”本日最初のスケジュールより2時間前に鳴らす”といった指定もできるため、いつもは7時に起きているけど今日は8時から会議があるから6時に起こして…なんてことが、カレンダーにいつもどおりスケジュールを入れているだけで実現できてしまいます。

ほとんどの目覚まし時計は本体でアラーム時刻を設定しますが、飲み会帰りでついつい設定を忘れて寝坊してしまったり、朝から直接外出先に行くため早起きしなければいけないのに、いつも通りの時間に目覚ましが鳴った、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

その点、Alarm BRICKはスケジュールと自動連動するので心配は無用です。心ゆくまで(?)夜の予定を楽しみましょう。

Alarm BRICKのインターネット連携機能(現時点で固まっているもの)については以下のとおり。

  • GoogleカレンダーやiPhoneのカレンダーに「AM8:00 起床」と予定を入れておくとAM8時にアラームを鳴らしてくれる

  • GoogleカレンダーやiPhoneのカレンダーにある、一番”朝早い”予定から一定時間前(数値は任意に指定可)にアラームを鳴らしてくれる

  • 自分のTwitterアカウントに対しMentionまたはDirectMessageを受信した際、特定のキーワードが含まれていればアラームを鳴らしてくれる。 『起きろ』『起きて』『起床』『おきやー』など。

  • 自分のFacebookアカウントに対しMessageを受信した際、特定のキーワードが含まれていればアラームを鳴らしてくれる。

  • アラーム音として、インターネット上にある好きな音楽/音声ファイルを再生できます
    ※mp3, AAC-LC, WAVを予定しますが現時点でフォーマット詳細は未定

  • APIは公開され、Webサービス開発者の方であれば自由にAlram BRICKを制御することができます。アラームを鳴らすタイミング、止めるタイミング、アラームとしてどんな音声/音楽を鳴らすかは自在に設定することができます。また、時刻表示部の明るさ(PWM)調整も可能

開発中端末の背面。どこにでも置けるようインターネット接続は無線LAN(WiFi)で。開発中のため現在は電源アダプタで駆動していますが、製品版ではバッテリーを内蔵し、寝ぼけてACアダプタを抜いてしまってもアラームが鳴り続けるという親切(?)設計。

外観のデザインはもちろん、細かなスペックもまだまだ開発中の部分はBRICKありますが、Cerevo DASHでのプロジェクト公開に向けて着々と開発を進めています。インターネット経由でアラーム時刻を設定できるこの「Alarm BRICK」に『こんな機能が欲しい』『こんな使い方がしたい』といったご意見、ご要望がありましたら、ぜひこのブログのコメント欄やTwitter公式アカウントまでご連絡ください。

もちろん、カレンダー連携以外にもネット連携機能が詰まっているので、後日開発完了次第お伝えしていきたいと思います。

開発者投稿によるCerevo DASHの第2弾、第3弾プロジェクトをご紹介!

サービス開始当初はプロジェクトがiConvexのみだったCerevo DASHも、新たな投稿プロジェクトを無事リリースでき、トップページがだいぶ賑やかになりました。今回は開発者の方々からご投稿いただいたプロジェクトをそれぞれご紹介させていただきます。

まず1つ目は、Cerevo DASHの投稿プロジェクト第1弾にもなりました、Arduino互換プロトタイピングボード「LUNCHBOX」です。

Arduinoとは、オープンソースで提供されている組み込みシステム。電子工作はプログラミングの知識や回路の知識などが必要になりますが、Arduinoを使えば比較的簡単に電子工作が可能になる、マイコンボードとArduino専用のプログラミング環境です。

Arduinoについてはこんな記事もありますのでよろしければご参照下さい。

スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 Arduinoでマイコンしよう!!
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/40638.html

今回プロジェクトがスタートしたのは、このArduinoと互換性を持ったプロトタイピングボード。リチウムイオンバッテリーの充電・放電に対応しているため、これまでのArduinoではできなかったような、リチウムイオンバッテリを内蔵した製品を簡単に開発することが可能です。

従来であれば、リチウムイオンバッテリの充放電モジュールとArduinoをそれぞれ購入して組み込む必要があり、価格は高くサイズも大きくならざるをえませんでした。リチウムイオンバッテリを使うことのメリットは本体を小型化できるということだったのですが、Arduinoにはリチウムイオンバッテリの充放電回路がないために、当該電池を使う大きなメリットの1つが失われてしまっていたのです。

LUNCHBOXのプロジェクトが成立すれば、小さく、安く、それでいて継ぎ足し充電ができて便利なArduinoベースのデバイスを簡単に開発・販売することができます。電子工作好きの方はもちろん、ガジェット開発を手がけている人も要注目のアイテムといえるでしょう。

続きましてはCerevo DASH第3弾プロジェクトとなりました、Android対応押しボタンスイッチ「FourBeat」です。

こちらはAndroid携帯電話やAndroidタブレットにUSBケーブルで接続し、ボタンを押すことでアプリを操作できるという仕組み。対応アプリとして早押しクイズアプリが製品と同時に公開予定です。

また、Android accessory protocolを利用していることから、このボタンを使ったAndroidアプリを誰でも自由に開発することが可能です。プロジェクトページにもあるようにリズムゲームを作ったり、Facebook連動の「いいね!」ボタンを作るなど、アイディア次第で可能性は無限に広がるガジェットです。

パーティーでクイズゲームを楽しみたいリアル充実派の方、FourBeatを用いた面白いアプリを開発してみたい方、そしてプロジェクトがSuccessすれば今後登場するであろうFourBeat対応アプリを楽しみたい方も、是非ともご支援いただければと思います.

今後もCerevo開発プロジェクトだけでなく、さまざまな投稿プロジェクトをCerevo DASH上で公開予定。引き続きCerevo DASHにご注目ください。

Cerevo DASH第1弾プロジェクト「iConvex」が目標金額を達成!

Cerevo DASHの第1弾プロジェクトである巻き尺内蔵iPhoneケース「iConvex」、応援いただいたみなさまのおかげで、本日無事に目標金額の100万円を達成することができました。この場を借りて御礼申し上げます。

無事にプロジェクトを達成できましたので、今後は支援者の方々に対するリターンの生産に着手予定。実際に製品ができあがるまでの過程もこのブログで少しずつご紹介していきますのでお楽しみに!

もちろん、Cerevo DASHはiConvexだけではありません。すでにCerevo以外から投稿いただいた記念すべきファーストプロダクトである「LUNCHBOX」も絶賛支援を受付中。また、近日中に投稿プロジェクトの第2弾も公開させていただく予定です。

LUNCHBOX :Arduino互換プロトタイピングボード「LUNCHBOX」
http://dash.cerevo.com/projects/2/

Cerevoが開発中のプロジェクトも第2弾、第3弾と準備中。すでに何回か「チラ見せ」紹介してきた他のプロジェクトですが、いよいよ明日には第2弾プロジェクトの概要をこのブログでご紹介しますので、ご興味ある方はぜひこのブログをチェックしてみてください。

引き続きCerevoおよびCerevo DASHをどうぞよろしくお願いいたします。