iConvexのセンサー部分はこうやって作った


iConvexの巻き尺部は、巻き尺に光を通すところと通さない所を設けてフォトインタラプタ・センサによって検出を行なっています。ただ、既存のフォトインタラプタユニットだと大きさ的に収まるいいものがなかったので、赤外線発光ユニットを自作して厚さたった5ミリのiPhoneケース内に何とか収めようと頑張ってみました。

その試作第一号機がこちら。緑の基盤にセンサーをつけて、裏側の基板に搭載したLEDを光らせます。穴の開いたテープのようなものが緑基板と肌色基板の間を通ると、穴幾つ分が通過したか?というのがわかる仕組みというわけです。

仕組みは簡単。電子工作をかじったことがある人からすれば、そりゃぁ確かにできるよね、という話。これをiPhoneジャケットに入れちゃおうじゃないかと考えついて、実際にiPhoneジャケットに入れて、ちゃんと動くようにチューニングして、アプリまできちんと作る、というところまでやることが「お客様のためにプロダクトを作る」ということなんだと思って日々開発しています。

で、最後はこんな極小サイズの基板になりましたよ、と。

実際この極小基板が組み込まれるのはiConvexのこの部分。本当にちょっとしたエリアしかないのです。