食事が楽しくなる! 食べると音を奏でる不思議なスプーン&フォーク「EaTheremin(イーテルミン)」


Cerevo DASH第9弾となるプロジェクト「EaTheremin(イーテルミン)」がスタートしました!

EaTheremin(イーテルミン) :食事を『奏でる』フォーク&スプーン – Cerevo DASH(セレボ ダッシュ)
http://dash.cerevo.com/projects/8/

手を触れることなく演奏できる電子楽器「テルミン」に、「食べる」を意味する「eat(イート)」を組み合わせたこの「イーテルミン」は、食べ物を食べる時にいろいろな音を奏でられるスプーンとフォークです。

開発したのは先日イグ・ノーベル賞を受賞して話題になった、科学技術振興機構 研究員 兼 お茶の水女子大学研究員の塚田浩二さん。フォークの持ち手部分とフォークの先端が電極になっており、人間の体に流れる微弱な電流を利用して、食べ物を食べる時に音を鳴らす、という仕組みです。詳しくは下記のイラストをご参照ください。

仕組みは難しそうですが、要はご飯を口にしたときに音を奏でるフォークとスプーン。音の種類はアナログ版とデジタル版の2種類があり、アナログ版は名前の通り食材や食べ方によってテルミン風サウンドが流れる仕組み。デジタル版はいくつかの音がプリセットされており、こちらも食材によって異なる音が鳴ります。実際にどのような音がするのかは下記の動画をご覧ください。

現在は開発中のサンプルですが、実際の製品はより食器に近いデザインになる予定。防水設計にもなっているので、普通のフォークやスプーンと同じように洗うことができます。人間の体に流れる電流を利用するので、複数の人で手をつなぎ合って食べると音が鳴る、という使い方も可能。静かな食卓を楽しくすることまちがいなしのこのイーテルミン、ご興味ある方はぜひご支援のほどお願いします。