壁を垂直に走る姿は必見! Wiiリモコンで「運転」できるくるま型ロボット「うぉーるぼっと」


 FourBeat、LUNCHBOXに続き、Cerevo DASHでプロジェクトを展開中のくるま型ロボットキット「うおーるぼっと」もお話をお伺いしてきました。

 うぉーるぼっとのすごさはなんといってもその動き。本体サイズはiPhoneよりも一回り大きいサイズながら、BluetoothでペアリングすることでWiiリモコンからの遠隔操作が可能。しかもWiiリモコンの加速度センサーを利用することで、Wiiリモコンをハンドルのように傾けて操作することもできます。

 底面には強力な磁石がとりつけられているので、マグネットでつけられる壁面であれば90度の角度を垂直に上っていくことことも可能。ホワイトボードをすいすいと自在に動く様子はぜひ動画でご覧ください。


うぉーるぼっと 操作デモ1 – YouTube

プロトタイピングというと難しそうですが、25000円の支援であればプログラムの必要なくBluetoothでの操作が可能。自宅にあるWiiリモコンとペアリングするだけで、動画のような操作が楽しめます。

また、1万円の支援の場合も、マイコンボードの「mbed」と市販のBluetoothレシーバーを用意し、2カ所だけハンダ付けをすれば、あとは必要なプログラムをダウンロードしてインストールするだけ。電子工作の入門としてもぴったりです。

 うぉーるぼっとに物を乗せて走行することも可能で、iPhoneを乗せたうぉーるぼっとから走行風景をビデオチャットで配信する、というテスト走行も実施済み。さらにライントレーサーを組み合わせることで、黒いラインでコースを作り、ラインに触ったら一定時間操作できなくなる、というゲーム感覚のレースもプログラム次第で可能だとか。

Wiiリモコン下部にある4つのランプをライフに見立てて、1回コースアウトするごとにランプが消灯し、4回のコースアウトでゲームオーバー、というプログラミングも可能とのことで、アイディア次第でかなり本格的なレースゲームも楽しめそうです。


うぉーるぼっと 操作デモ2 – YouTube

説明よりも実際の走行を見れば一目瞭然なこのうぉーるぼっとですが、今週末に横浜の赤レンガ倉庫で開催される「エンルートフェスタ2012」で、このうぉーるぼっとのデモ走行が行なわれます。うぉーるぼっと以外にもさまざまなラジコン製品が展示されるとのことで、お近くにお住まいの方やお子様がいらっしゃる方は足をを運ばれてみてはいかがでしょうか。

エンルートフェスタ2012
http://www.enroute.co.jp/club/index.php/event/guide/175-rcmeet2012

そしてうぉーるぼっとにご興味お持ちいただいた方、応援したい方はぜひ下記のバナー画像からプロジェクトのご支援もお願いいたします。